EUの海洋国際会議、中華民国(台湾)の政府関係者が初めて出席

EUの海洋国際会議、中華民国(台湾)の政府関係者が初めて出席

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 欧州連合(EU)が主催する、海洋環境に関する国際会議、第4回「私たちの海洋(Our Ocean)」が今年10月にマルタで行われた。今年の同会議は、中華民国(台湾)の行政院農業委員会(日本の農水省に相当)が発起して設立された、「中華民国対外漁業合作発展協会(OFDC)」に参加を要請。OFDCの董事長(理事長)を兼務する、農業委員会の黄金城副主任委員(事務次官)、並びにOFDCの常務董事(常任理事)を兼務する、農業委員会漁業署の黄鴻燕副署長が招きに応じて出席した。会議には100カ国あまりの政府関係者、非政府組織の代表が集まった。中華民国(台湾)の政府関係者が同会議に出席するのは初めて。

 「Our Ocean」のウェブサイトによれば、今年会議に参加した代表たちは400あまりの具体的な約束を行った。台湾を代表して参加したOFDCは2つの約束をしている。1つは、最新の漁業法令が台湾の遠洋漁業管理を強化し、違法な漁業活動を共に取り締まろうとしていることを支持すること。また、EUが5年をめどに6,476万ユーロ(約87億2,000万日本円)の予算で行う管理強化の実施計画に対する支持。この管理強化には電子モニタリングとレポート、寄港国措置協定(Port State Measures Agreement)の実施などが含まれる。

 2つ目の約束は、OFDCが期間4年、予算1,420万ユーロ(約19億1,200万日本円)の研究計画を支持すること。人工さんご礁を海中生物に適した生息地とするための研究、澎湖諸島周囲で廃棄された漁業設備並びに海洋廃棄物の除去など。

Taiwan Today:2017年12月25日

写真提供:行政院海岸巡防署サイトより
 欧州連合(EU)主催の海洋環境に関する国際会議、第4回「私たちの海洋(Our Ocean)」が今年10月にマルタで行われ、中華民国(台湾)の政府関係者が初めて参加した。海洋汚染はますます広がっている。台湾は澎湖諸島周辺の廃棄された漁業設備の除去などを約束した。